荊軻は「風 蕭々 ( しょうしょう ) として易水寒く、壮士 一 ( ひと ) たび去って 復 ( ま ) た 還 ( かえ ) らず」と歌った。人々はみな目をいからし、髪の毛が逆立って冠をつき上げんばかりで風 蕭蕭(せうせう)として 易水(えきすゐ) 寒く , 壯士 一たび去りて 復(ま)た還(かへ)らず。 私感訳注: ※荊軻:戦国時代の刺客。燕の太子丹より、強大になってきた秦を倒すべく秦王・政(後の秦の始皇帝)の暗殺を命じられた壮士。荊軻『図窮まりて匕首見はる』原文・書き下し文・現代語訳 年9月1日 青=現代語訳・下小文字=返り点・上小文字=送り仮名・解説=赤字 ひとつ前はこちら 『風蕭蕭として易水寒し』原文・書き下し文・現代語訳 遂ニ至レリ秦ニ、持二チテ千金之
史記 風蕭蕭兮易水寒 現代語訳 漢文塾